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福島瑞穂氏「国民の信頼回復を期待」(産経新聞)

 社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は16日の民主党大会であいさつし、同党の小沢一郎幹事長の資金管理団体をめぐる事件について「国民は真摯(しんし)な説明を求めている」と述べた。あいさつの詳細は以下の通り。

【連立政権】

 「みなさん、おはようございます。民主党2010年度定期大会、本当におめでとうございます。ちょっと鼻声ですいません。心からお祝いを申し上げます。私は社民党党首として、何度も何度も民主党大会に参加をしております。きょうの民主党大会は感無量です。昨年、政権交代し、民主党の代表が総理大臣になられ、連立政権を組み、まさに昨年から新しい政治が始まりました。民主党のみなさん、新しい政治をともに全力で作っていこうではありませんか」

 「今の内閣は子供を大切にする内閣、子供と女性を大切にする内閣、子供と女性と男性を大切にする内閣だと私は思っています。鳩山総理の下で、『障がい者制度改革推進本部』が立ち上がり、多くの当事者のもとで、まさに障害者施策を全面的に変えていく、そんな施策がエンジン部隊として始まりました。また、自殺の対策をはじめ大きく変わっています」

 「ちょうど1年前、この日比谷の野外音楽堂、隣の野音のところでは、まさに派遣村でした。今年の正月、鳩山総理と一緒に公設派遣村へ、菅(直人)副総理共々参りました。そのときに、やはり、政治が変わったということを痛感をいたしました。政府に対して、こうしてくれああしてくれという時代から、ワンストップサービスを内閣としてきちっとつくっていく、働く人たちの生活の底支え、生きていく人たちの底支えをしっかり制度の面からやっていく、そんな内閣を一緒につくりあげていると私は思っています」

【普天間移設問題】

 「この内閣の人を大切にする内閣、命を大切にする内閣を、ともに全力で遂行して参ります。ともに乗り越えていかなければならないことがたくさんあります。まず、普天間基地(沖縄県宜野湾市)の返還と辺野古(同県名護市)の沿岸部に、普天間基地の返還は何としても実現したい。社民党は辺野古の沿岸部に巨大な海上基地を作りたくない、海を守りたい、そう思っています。県外・国外移設を全力でやっていきたいと考えております。これは基本政策閣僚委員会の作業チームで3党で内閣を挙げてなんとか、自民党政治とは違う解決策を模索をし、解決策を見つけようと全力を尽くしているところです。内閣を挙げてともに頑張っていこうではありませんか」

【労働法制】

 「そして、次に労働法制などの問題です。自民党政治とは違って、派遣法の抜本改正案、働く人のための法律をきちんとこの内閣のもとで、通常国会で出していきたい、成立させていきたいと社民党は考えております」

【政治とカネ】

 「そして、最後に政治への信頼の問題です。国民のみなさんは新しい政治を作ってくれ、どうか自民党政治とは違う政治を作ってくれと期待をしています。その国民の声に何としても応えていこうではありませんか」

 「政治とおカネの関係について、新しい政治にふさわしく、根本的に見直す必要があると社民党は考えています。社民党は政治とカネの問題について取り組んできました。企業団体献金禁止という法案を社民党は国会に提出したいと考えております。どうか一緒に議論をし、政治とお金の問題について、新たな枠組みを一緒に作ってくださるよう心から期待をいたします」

 「今回の件についても、国民のみなさんは真摯な説明を求めていると思います。民主党が友党として政治に対する国民の信頼を回復されるよう心から期待をしています。国民の皆さんの新しい政治を作ってくれ、生活を大事にする政治を作ってくれ、その声に社民党も民主党とともにきちんと応え、新しい政治を未来に向けて切り開いて参ります。ともに頑張りましょう」

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